研究課題
基盤研究(C)
アルツハイマー病(AD)患者死後脳大脳皮質において、脳神経細胞に発現するユビキチンリガーゼ(E3) HRD1タンパク質量が有意に減少していることが明らかとなった。一方、H2O2による酸化ストレス負荷がHRD1タンパク質の不溶化を引き起こした。HRD1タンパク質は、脳神経細胞のみならず、成体脳の脳室周囲細胞および海馬歯状回に存在する神経幹細胞にも局在していた。ケミカルシャペロン4-PBAの誘導体および他の物質について、蛋白異常蛋白質の凝集を防ぐ働きを持つ化合物が得られた。
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