研究課題
基盤研究(C)
1960年代以降、有機スズ化合物は船底塗料や漁網の防汚剤として大量に使われ、海洋汚染の原因となってきた。水系の無脊椎動物、特に海産性の巻貝類は有機スズの影響を受けやすく、インポセックスと呼ばれる雌の雄化が起きる。この巻貝類における性の転換に、レチノイドX受容体が関与しているとの説が有力となっている。しかし、無脊椎動物におけるレチノイドの作用についてはよく分かっておらず、本研究課題において、レチノイドのシグナル伝達に関与する遺伝子をクローニングし、比較生物学的な観点から検討した。
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