研究課題
基盤研究(C)
関節リウマチの薬物治療における薬効解析モデルにより、インフリキシマブは比較的効果発現が早いが、効果の変動が大きいことが示された。一方、アダリムマブおよびエタネルセプトは、比較的効果発現は遅いが、安定した効果が得られることが示唆された。さらに、個人差の変動要因として、TNFα遺伝子多型によるTNFα産生量に差があることが分かった。この差を各薬剤の薬効解析モデルに組み込むことにより、個人差を考慮した投与法を構築できる可能性が示唆された。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Rheumatology International
巻: 32 ページ: 145-150