マウス精巣上体の生後発達と部位別機能分化の分子機構

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21590193
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 解剖学一般(含組織学・発生学)
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 小宮山 政敏 千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (70175339)
• 研究分担者: 森 千里 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (90174375)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 発生学 / 形態形成学

研究概要

精巣上体における部位特有の管腔内環境形成の分子機構を明らかにするために、マウスの精巣上体における遺伝子発現について解析を行った。その結果、精巣上体でのみ発現している遺伝子を6種類明らかにした。また精巣上体のなかでは頭で強く発現する遺伝子5種類、体で強く発現する遺伝子2種類、尾で強く発現する遺伝子1種類、頭と尾で強く発現する遺伝子1種類を明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] The changes of cortactin p80/85 isoform profiles and tyrosine phosphorylation status during spermatogenesis in the mouse testis (2010)
  • 著者名/発表者名: Miyaso H, Komiyama M, Matsuno Y, Naito M, Hirai S, Itoh M Mori C
  • 雑誌名: J. Androl 巻: Vol.31 ページ: 507-518
  • 査読あり
• [学会発表] 新生児期デカブロモジフェニルエーテル投与がマウス精巣上体の精子数にあたえる影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 宮宗秀伸, 中村典子, 松野義晴, 小宮山政敏, 落合伸伍, 井越有香, 森千里
  • 学会等名: 第117回日本解剖学会総会・全国学術集会
  • 発表場所: 山梨大学甲府キャンパス
  • 年月日: 20120326-28
• [学会発表] Neonatal exposure to decabromodiphenyl ether disrupts apical ectoplasmic specialization in mouse testes by increasing cortactin tyrosine phosphorylation (2011)
  • 著者名/発表者名: H. Miyaso, N. Nakamura, Y. Kawashiro, Y. Matsuno, M. Komiyama, S. Ochiai, Y. Igoshi C. Mori
  • 学会等名: SSR 44th Annual Meeting
  • 発表場所: SSR 44th Annual Meeting
  • 年月日: 20110731-0804
• [学会発表] デカブロモジフェニルエーテルがマウス精巣におけるコートアクチンに与える影響の解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 宮宗秀伸, 中村典子, 松野義晴, 小宮山政敏, 落合伸伍, 井越有香, 森千里
  • 学会等名: 日本アンドロロジー学会第30回学術大会および第17回精子形成・精巣毒性研究会 共同開催学会
  • 発表場所: 都市センターホテル、東京都千代田区
  • 年月日: 20110722-23
• [学会発表] デカブロモジフェニルエーテルがマウス精巣上体の遺伝子発現に与える影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中本真, 宮宗秀伸, 中村典子, 松野義晴, 小宮山政敏, 落合伸伍, 井越有香, 森千里
  • 学会等名: 日本アンドロロジー学会第30回学術大会および第17回精子形成・精巣毒性研究会 共同開催学会
  • 発表場所: 都市センターホテル、東京都千代田区
  • 年月日: 20110722-23
• [学会発表] 新生児期デカブロモジフェニルエーテル投与が精子形成におよぼす影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 宮宗秀伸, 松野義晴, 小宮山政敏, 落合伸伍, 井越有香, 森千里
  • 学会等名: 第88回日本生理学会大会および第116回日本解剖学会総会・全国学術集会合同大会
  • 発表場所: パシフィコ横浜・会議センター、神奈川県横浜市
  • 年月日: 20110328-30
• [学会発表] The effects of neonatal exposure to decabrominated diphenyl ether on apical ectoplasmic specialization in mouse testis (2011)
  • 著者名/発表者名: H. Miyaso, Y. Matsuno, M. Komiyama, S. Ochiai, Y. Igoshi C. Mori
  • 学会等名: Society of Toxicology 50th Anniversary Annual Meeting
  • 発表場所: Washington D.C., USA
  • 年月日: 20110306-10