研究課題/領域番号 |
21590258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
堀尾 修平 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (80145010)
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研究分担者 |
上山 敬司 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (50264875)
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連携研究者 |
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
箕越 靖彦 自然科学研究機構, 生理学研究所, 教授 (10200099)
勢井 宏義 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (40206602)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 視床下部 / 室傍核 / 腹内側核 / 摂食調節 / 糖尿病 / ヒスタミン受容体 / イムノトキシン / 神経回路 |
研究概要 |
摂食調節で重要な役割を果たしている視床下部室傍核で、ヒスタミンH1受容体発現ニューロンに注目した。まず、このニューロンがマウス視床下部室傍核に豊富に存在することを示した。次いでこのニューロンを選択的に死滅させる遺伝子改変マウスを作製した。このマウスに、イムノトキシンという毒素を注入しH1受容体ニューロンのみが死滅することを確認した。室傍核H1受容体ニューロンが死滅したマウスは、摂食量が30%増加し、体重も顕著に増加した。すなわち、本ニューロンは摂食調節に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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