Elongin AはRNAポリメラーゼIIに対する伸長促進活性とユビキチン化(E)活性とを併せ持つが、両機能のin vivoにおける役割は不明であった。最近我々は、Elongin AがHSP70、ATF3等のストレス応答遺伝子の発現に必須であることを明らかにした。そこで、本研究ではElongin Aの2つの機能を選択的に欠損した変異体を作製して、Elongin Aノックダウン細胞に対する救済実験を行い、Elongin Aの伸長促進機能が上記ストレス遺伝子の発現誘導に重要であることを明らかにした。
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