研究課題
基盤研究(C)
E-カドヘリンは細胞間の接着分子で、上皮細胞では粗面小胞体で合成された後、細胞表面の側面膜領域に輸送されて、アドへレンスジャンクションと呼ばれる接着装置を形成する。カドヘリンはβ-カテニンを介してα-カテニンと複合体を作るのであるが、β-カテニンと結合しないとE-カドヘリンは細胞表面に輸送されなくなる。ところが、E-カドヘリンをα-カテニンとのキメラ分子にしてやると、輸送されるようになることがわかった。このことは、カドヘリンの輸送においてα-カテニンが重要である事を示している。
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Mol. Biol. Cell.
巻: 22 ページ: 3103-3119
http://www.molbiolcell.org/content/22/17/3103.long
http://kuris.cc.kagoshima-u.ac.jp
http://www2.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~mdio/list/k/k2/index.html