研究概要 |
Granulocyte macrophage colony stimulating factor(GM-CSF)単独でF4/80陽性腫瘍内マクロファージ(TIM)を処理してもマクロファージの性質は変化しなかったが, GM-CSFに加えてM-CSF受容体(M-SCF-R)に対するsiRNAで抑制しながらTIMを処理すると細胞内のシグナルタンパクの一部の変化がみられ,樹状細胞の時にみられるタンパクの発現がみられた。以上より, TIMを単球由来樹状細胞様の形質に再教育できることが示され,マクロファージの可塑性が示された。
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