研究課題
基盤研究(C)
毛髪・鼻・指節異形成症の原因遺伝子であるTRPS1は腎ネフロンの発生には不可欠で骨形成因子Bmp7の下流で働く。Bmp7は上皮細胞が間葉細胞に分化転換すること(上皮間葉移行)を抑制して慢性腎障害を元に戻すので、我々は腎線維化におけるTrps1の機能を検索した。実験の結果、Trps1欠損はユビキチンを介するプロテオソーム分解酵素であるArkadiaによるSmad7の量を調節することにより、TGF-b1で誘導される上皮間葉移行と腎間質尿細管線維化を亢進することを示した。
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http://www.wakayama-med.ac.jp/dept/igakubu/160417/index.html