研究課題
基盤研究(C)
本研究での解析から、結核菌の病原性に重要なRD1が感染マクロファージのカルパインおよびカスパーゼ1の活性化を誘導し、IL-1α、IL-βやIL-18の成熟化に関与することが明らかとなった。また、結核菌因子PPE37はマクロファージのMAPKやp38の活性化を抑え、炎症性サイトカインであるIL-6およびTNF-α産生を抑制することが示された。さらにBCG感染では、PD-1を介した抑制性シグナルを阻害することで防御免疫が亢進するが、結核菌感染の場合はPD-1シグナル経路を阻害するとCD4+ T細胞が過剰反応して重度の組織傷害が生じ、菌の排除が困難になることが示された。
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