研究課題
基盤研究(C)
制御性T細胞(Treg)は、免疫恒常性維持に必須の細胞群である。本研究では、Tregの分化誘導因子であるFoxp3に注目し、Foxp3転写コンプレックスを形成する因子の同定を試みた。結果、制御性T細胞の機能に関わる因子としてゲノムオーガナイザー Satb1とT細胞特異的転写因子Bcl11bを見いだした。Satb1は、制御性T細胞に認められる特異的な脱メチル化パターン形成に必要であり、Bcl11bはFoxp3依存的転写制御に必須の因子であった。これらの結果から、Foxp3は、complexの構成要素に応じた転写制御をおこないTreg抑制活性を発揮していることが明らかとなった。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (4件)
Immunity
巻: 38(3) ページ: 38(3)
巻: 37(5) ページ: 785-99
巻: 37(3) ページ: 443-4
Cancer Sci
巻: 102(11) ページ: 2097-102
Nat Immunol.
巻: 12(4) ページ: 283-4
Trends Pharmacol Sci
巻: 32(3) ページ: 158-66
PLoS Pathog
巻: 7(2) ページ: e1001274
Immunity.
巻: 33(6) ページ: 835-7
Semin Immunopathol.
巻: 32(2) ページ: 95-106
巻: 31(4) ページ: 609-20
Nat Immunol
巻: 10(7) ページ: 685-6
巻: 100(2) ページ: 209-15