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2011 年度 実績報告書

地域保健・医療・福祉包括ケアシステム推進のための支援システムの設計

研究課題

研究課題/領域番号 21590573
研究機関愛知県立大学

研究代表者

永井 昌寛  愛知県立大学, 情報科学部, 准教授 (60242905)

キーワード地域包括ケア / ケアシステム / 保健医療福祉 / システム設計 / システム評価 / 支援情報システム / 調査分析 / 地域住民
研究概要

地域住民が健康で幸せな生活を送っていくためには,それぞれの地域内において,より良質の保健・医療・福祉(介護)サービス,すなわち包括ケアサービスを,「必要な時,必要な住民に,タイムリーに,そして効率的に」提供していくことが必要となってくる。そして,このためには,連続性・総合性・永続性の3条件に配慮した地域保健・医療・福祉包括ケアシステム(以下「地域包括ケアシステム」と呼ぶ)の構築とその円滑な運用が,各地域において不可欠な条件となってくる。この地域包括ケアシステムは,各地域固有の地域特性をはじめとする諸状況の変化に適応させながら,継続発展させていくことが重要である。そのためには,地域包括ケアシステムを総合的,継続的かつ客観的に計画・実施・評価していくための支援システムとして,「地域包括ケア総合推進システム」とその支援システム(とくに「包括ケア支援情報ネットワークシステム」,および,「地域包括ケア評価支援情報システム」)の開発と有効活用(効果的導入)が必要不可欠な条件となってくる。
とくに,本年度は,地域包括ケアシステムを総合的かつ科学的に把握・分析および評価していくための「地域包括ケア評価支援システム」の開発と具体的な提案を実施してきた。さらに,これまでに実施してきだ地域包括ケアシステムに関する実態調査結果を利用して,「地域包括ケア評価支援システム」に基づいて自治体の地域包括ケアシステムの総合的な分析・評価を実施した。
これにより,地域包括ケアシステムにおける評価支援システムの位置づけ・役割等を述べ,評価の問題点・課題を整理するとともに,地域包括ケア評価支援システムの方針・機能・内容・方法・手順等について提案することができた。また,本システムに具体的な調査結果を適用してシステムを検証した結果,今後の課題・問題点等を明確することができている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 市町村から見た保健・医療・福祉包括ケアシステムの現状と評価-青森県における実態調査結果をもとに-2012

    • 著者名/発表者名
      永井昌寛
    • 雑誌名

      日本経営診断学会論集

      巻: 11 ページ: 55-62

    • 査読あり
  • [学会発表] 地域保健・医療・福祉包括ケアシステムにおける評価支援システムの設計と適用2011

    • 著者名/発表者名
      永井昌寛
    • 学会等名
      日本経営診断学会
    • 発表場所
      別府大学
    • 年月日
      2011-10-02
  • [学会発表] 地域保健・医療・福祉包括ケアシステムの総合分析アプローチと包括ケア評価システムの設計2011

    • 著者名/発表者名
      永井昌寛
    • 学会等名
      日本経営診断学会・中部部会
    • 発表場所
      愛知工業大学
    • 年月日
      2011-08-27

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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