研究課題
基盤研究(C)
High mobility group box1(HMGB1)は、壊死細胞核から細胞外へ放出される新規サイトカイン分子である。申請者は、HMGB1を標的とする抗体医薬を発想し、すでにラット中大脳動脈2時間閉塞・再灌流モデルを用いて、抗HMGB1単クローン抗体の劇的な脳梗塞の改善、脳浮腫の抑制作用を明らかにしてきた。虚血再灌流の脳障害に対して、抗HMGB1抗体はBBB構造・機能の保護を中心として多数の炎症応答反応を抑制することで、脳梗塞の進行を止め、脳を保護したことを解明した。
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