研究課題
基盤研究(C)
虚血性腎障害の発症に腎ノルエピネフリン(NE)が重要な役割を果たす. NEの代謝代謝酵素であるmonoamine oxidase(MAO)の内因性阻害因子isatinおよびMAO_A阻害薬moclobemideは、腎静脈血漿中NE量を増加させ、腎障害をさらに悪化させたが、MAO_B阻害薬selegilineは影響を及ぼさなかった.いずれの阻害薬もO_2^-産生量増加を抑制した.以上、isatinによる腎障害の悪化は、MAO_A阻害を介した腎静脈血漿中NE濃度の増大が寄与すると考えられる.
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件) 図書 (1件) 産業財産権 (1件)
Eur. J. Pharmacol
巻: (in press)
臨床薬理
巻: 41 ページ: 233-243
巻: 603 ページ: 73-78