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2009 年度 実績報告書

新規癌細胞分泌タンパク質による早期大腸癌血清診断法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 21590636
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

菊池 正二郎  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (70381960)

研究分担者 松井 毅  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 講師 (10452442)
落合 登志哉  京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (30311913)
大辻 英吾  京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (20244600)
キーワード腫瘍検査学
研究概要

【研究の目的】新規早期大腸癌血清診断法の確立
【本年度の研究実績】
(1)Dermokineアイソフォーム特異的抗体の作製と精製:これまでにELISA固相化抗体として使用している抗Dermokine-β,γ抗体はN末端22-167aaを認識しているが、検出に用いているHRP標識抗体は分泌型Dermokineの高次構造を認識している。そのためにELISAIの安定性に若干問題があった。計画通りにHEK293細胞などにDermokine-βあるいはγをトランスフェクションして複数のクローンを確保してイムノブロットによるスクリーニングを行い適切なクローンを選択した。培養上清中に分泌された抗Dermokine抗体はプロテインAセファロースにより精製して複数のモノクローナル抗体を選択した。また、ウサギに対してエピトープの異なる複数の精製ペプチドを皮下注射してポリクローナル抗体も作製した。、
(2)癌におけるDermokineアイソフォームの発現パターン解析:大腸癌組織(早期癌20症例と進行癌20症例)と大腸腺腫における免疫組織学的解析による局在解析を行った。また、大腸癌細胞株(20種類)におけるDermokineの各アイソフォーム(α/β/γ/δ/ε)のmRNA発現状況をreal-time RT-PCR法にて行い、Dermokineの発現解析を行った。これらの結果を解析して、現在論文投稿中である

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] 胃癌におけるDermokine発現の臨床病理学的解析2010

    • 著者名/発表者名
      菊池正二郎
    • 学会等名
      日本胃癌学会
    • 発表場所
      新潟朱鷺メッセ
    • 年月日
      2010-03-04
  • [学会発表] 血清中Dermokineを用いた早期胃癌大腸癌診断法と臨床病理学的解析2009

    • 著者名/発表者名
      菊池正二郎
    • 学会等名
      日本癌学会
    • 発表場所
      横浜国際会議場
    • 年月日
      2009-10-02
  • [学会発表] 血清中Dermokineによる大腸癌血清診断法の有用性の検討2009

    • 著者名/発表者名
      菊池正二郎
    • 学会等名
      日本消化器外科学会
    • 発表場所
      大阪国際会議場
    • 年月日
      2009-07-16
  • [学会発表] 血清中Dermokineによる胃癌大腸癌血清診断と臨床組織病理学的解析2009

    • 著者名/発表者名
      菊池正二郎
    • 学会等名
      日本外科学会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
    • 年月日
      2009-04-04
  • [学会発表] 血清中Dermokineを用いた早期胃癌、早期大腸癌診断法の開発と臨床応用2009

    • 著者名/発表者名
      熊野達也
    • 学会等名
      日本外科学会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
    • 年月日
      2009-04-04
  • [学会発表] 早期大腸癌におけるDermokineの発現と発癌機構の解析2009

    • 著者名/発表者名
      原田憲一
    • 学会等名
      日本外科学会
    • 発表場所
      福岡国際会議場
    • 年月日
      2009-04-04

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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