研究課題/領域番号 |
21590650
|
研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
山本 正治 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (40018693)
|
研究分担者 |
遠藤 和男 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (60176790)
斎藤 トシ子 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (40339958)
土屋 康雄 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (60334679)
|
キーワード | 胆嚢がん / 症例-対照研究 / 環境要因 / 遺伝要因 / 国際情報交換 / ボリビア |
研究概要 |
本年度の課題は、ボリビアにおいて研究打合せの後、環境要因解明のために胆嚢がん患者と胆石症患者にアンケート用紙を配布し回収すること、及び遺伝要因解明のため同患者から血液試料を採取することである。2009年6月にボリビアの首都ラパスのボリビア・日本消化器センターを訪問し、センター長、トレーニングセンター長、研究科長、内科部長、外科部長らと今後3年間の研究遂行に関する打合せを行い、以下の同意を得た。(1)倫理委員会の承認を得、研究体制が整い次第、アンケート用紙の回収と血液採取をスタートさせる。具体的には、胆嚢がん患者100例と性、年齢(±5歳)をマッチさせた胆石症患者100例に対してアンケート調査と血液試料採取を行う。アンケート用紙は各々半数例(50例)に達し次第、統計解析を行い、環境要因の存在の有無を確認する。(2)予定患者数に達し次第、アンケート用紙と血液試料を日本に運入し、環境要因と遺伝要因の検討を行う。(3)得られた結果をもとに論文執筆を行うが、環境要因の筆頭著者はボリビア研究者、遺伝要因の筆頭著者は日本研究者とし、さらに執筆可能の結果が出た場合は両者間で再度協議する。 本年度は既に、2009年7月からアンケート用紙の回収と血液採取を開始している。
|