研究課題/領域番号 |
21590655
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
呂 玉泉 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90362722)
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研究分担者 |
森本 兼曩 大阪大学, 医学系研究科, 特任教授 (20143414)
喜多村 祐里 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90294074)
中山 邦夫 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80346197)
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キーワード | ライフスタイル / 末梢血白血球 / DNA安定性 / 追跡研究 / 細胞疫学 |
研究概要 |
本年度のインフォームドコンセントが得られた146人の男性従業員(20~60歳)に対し自記式質問紙法を用いて調査を行った。調査内容は年齢、身長、職種、喫煙・飲酒・栄養バランスなどの生活習慣状況、既往歴、現病歴、投薬状況、家族病歴等であった。ライフスタイルは森本の八つの健康習慣指数(HPI)を用いて評価した。対象者のうち、良好なライフスタイルを有する者は24人(16.4%)、ライフスタイル中庸の者は74人(50.7%)、ライフスタイル不良の者は48人(32.9%)であった。ライフスタイルの詳細な内容について以下の通りである。 1. 喫煙者43人(29.5%)、平均喫煙本数18.2±7.6(標準偏差)、平均喫煙年数24.8±11.6(標準偏差)。 2. ほぼ毎日飲酒している者38人(26.0%)。3. ほとんど運動しない人者79人(54.1%)。4. 睡眠時間7時間未満の者103人(70.5%)。5. 一日9時間以上の勤務者53人(36.3%)。6. ストレス多いと感じている者52人(35.6%)。7. 6ヶ月前と比較して、体調がよくなったと回答した者7人(4.8%)、悪くなったと回答した者26人(17.8%)。 各被験者より10mlの血液を採集し、白血球計数(cells/μL)を行った。結果、白血球は5913.0±1434.6、好塩基球は33.7±18.8、好酸球は173.0±136.1、好中球は3374.8±1088.5、リンパ球は2015.1±591.5、単球は317.3±118.5(平均値±標準偏差)であった。リンパ球サブセットの分布を測定した。コメットアッセイ(comet assay)法でBaseline DNA損傷量の測定した結果、%DNA in tailの平均値は2.32±1.32(標準偏差)。現在、DNA損傷量と健康習慣及び白血球サブセット間の関連性を解析中である。
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