研究課題
基盤研究(C)
本研究ではヒト培養細胞を用い、受容体と緑色蛍光タンパク質(GFP)との融合タンパク質の分解に伴う蛍光強度の低下を指標として、甲状腺ホルモンが甲状腺ホルモン受容体タンパク質を特異的に分解することを明らかにした。蛍光強度の低下は甲状腺ホルモン濃度に依存し、さらに血液中の甲状腺ホルモン濃度程度でも検出可能であったことから、このバイオアッセイ系は、既存の甲状腺ホルモン受容体および甲状腺ホルモン応答因子を介した転写活性化を用いた系よりも鋭敏な指標となる可能性が示唆された。
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