小児感染症およびインフルエンザの都道府県別発生状況を全国平均との比較で示した特化係数で表示することにより発生状況の地域特性・地域間差を明らかにした。 発生動向調査で得られた2000年から現在までの小児感染症およびインフルエンザの週報情報をデータベース化して、任意の時期と場所の流行状況をGIS技術を活用してホームページ上で可視化還元するシステムを構築した。 感染症流行の早期検知を目的として、地域別患者発生数の長期の表示,流行予測のアルゴリズムについて検討した。合成分析法、ARIMAモデル、類似ベクトル法を用いて算出した予測値と実測値とを比較することで、その有用性を評価した。
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