研究課題
基盤研究(C)
日本の代表集団を対象としたコホート研究(NIPPONDATA90)と日本で唯一の都市部(大阪府吹田市)でのコホート研究(吹田研究)を用いて、死亡率やその推移を比較した。全悪性新生物の年齢調整死亡率はコホート間で大きな差はなかったが、日本の代表集団に比べ、都市部では循環器疾患の年齢調整死亡率は低かった。また、都市部では虚血性心疾患の占める割合が高く、都市部と日本の代表集団では疾病構造が異なる可能性が示唆された。