研究課題
基盤研究(C)
古代から使われている鍼灸や漢方薬は、客観的な評価の指標が乏しいために、エビデンスを構築することが困難である。われわれは、普及している超音波診断装置のカラードップラーエコー法を用いて、鍼灸治療や漢方薬内服の前後に内臓各所の血行動態を計測した。昔から消化器の症状を治すと言われる経穴への鍼刺激や灸治療が腸の血流量を増やし、手の冷え症を治すと言われる経穴への鍼刺激が上肢の血流量を増やすことが明らかになった。この方法は、伝統医学治療の機序や効果を評価する指標となり得ると考えられる。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
Evidence-based complementary and alternative medicine: eCAM
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