研究課題
基盤研究(C)
食物アレルギー病態モデルでの葛根湯の腸管粘膜免疫系の抑制による治療効果の作用機構を検討した。その結果、葛根湯は、腸菅粘膜免疫系での免疫応答において、ナイーブ・ヘルパーT細胞からCD25ネガティブなCD3+CD4+FR4+Foxp3+制御性T細胞への分化・増殖を亢進させることにより、食物アレルギー病態モデルでのアレルギー性症状を抑制したと考えられた。しかしながら、葛根湯による制御性T細胞分化誘導機序の解明にはさらなる詳細な検討が必要である。
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Clinical and Developmental Immunology Volume 2012(2012)
doi:10.1155/2012/721085
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