研究協力者 |
柴田 舞欧 九州大学, 医学研究院心身医学, 大学院生
安野 広三 九州大学, 医学研究院心身医学, 大学院生
澤本 良子 九州大学, 医学研究院心身医学, 大学院生
岩城 理恵 九州大学, 病院・心療内科
牧野 聖子 九州大学, 病院・心療内科
山城 康嗣 九州大学病院, 心療内科
河田 浩 九州大学病院, 心療内科
須藤 信行 九州大学, 大学院・医学研究院・心身医学・九州大学病院・心療内科, 教授
二宮 利治 九州大学, 病院・腎・高血圧・脳血管内科, 助教
清原 裕 九州大学, 大学院・医学研究院・環境医学分野, 教授
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研究概要 |
心身医学の中心概念である失感情症(自身の感情に気づきにくい傾向)と陽性感情(生活満足度)および慢性疼痛の合併リスク,養育スタイルと慢性疼痛合併率について福岡県久山町の一般住民で調査した.失感情症群では慢性疼痛の罹患リスクが有意に高く(OR : 2. 7),生活満足度が有意に低下していた.さらに,両親の養育スタイルでは,冷淡と過干渉の両親の養育スタイルを受けた住民で慢性疼痛合併率が高く,とくに父親の養育スタイルが冷淡/過干渉群では有意に慢性疼痛合併率が増加していた.
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