研究課題
基盤研究(C)
新規の培養技術確立により、正常大腸上皮の増殖・分化を可視化するシステムを構築した。この方法で得られた培養大腸上皮細胞は上皮傷害を惹起した大腸の上皮欠損部位に生着したのみならず、機能的大腸上皮を再生した。重要なことに、1個のLgr5+大腸幹細胞から培養し増やした細胞群の移植でも同様の上皮再生を確認できた。本培養技術とイメージング技術は、大腸上皮幹細胞研究の新しいツールとなることが期待される。また、体外培養幹細胞で大腸上皮再生が可能であることを示した本成果は、新しい再生医療の可能性を示すものと考えた。
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