研究課題
基盤研究(C)
化学発癌物質DMBAを膵に注入することによりマウス膵癌モデルを作成した。このマウス膵癌モデルにおいて、癌組織の全細胞の約50%が骨髄由来の細胞で占められていた。それらの細胞を免疫染色にて解析したところ、膵星細胞マーカーのαSMAや上皮マーカーCK19、間質マーカーVimentinは陰性であり、血管内皮細胞マーカーであるCD31やマクロファージのマーカーCD68が一部の細胞で陽性であった。これらの骨髄由来細胞は癌の浸潤部に多く認められ、癌の進展機序に関与している可能性が示唆された。
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Journal of Cellular Physiology
巻: 227巻 ページ: 729-738
Pancreas
巻: 49巻 ページ: 1295-1301