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2011 年度 実績報告書

ウイルス性心筋炎・心筋症における心臓リンパ管新生調整因子による治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21590892
研究機関京都大学

研究代表者

西尾 亮介  京都大学, 医学研究科, 助教 (00335275)

キーワード心不全 / リンパ管 / 心筋症 / 心筋梗塞 / 心筋炎 / 心機能
研究概要

我々はウイルス性心筋炎及び拡張型心筋症モデルマウスにおいて、リンパ管を特異的に同定する抗VEGF-R3抗体および抗Podopianin抗体により、心臓リンパ管の存在を明らかとした。そこで、我々はモデルマウスを用い、ウイルス性心筋炎・心筋症の病態における心臓リンパ管新生調整因子の関与をさらに詳細に解析した。そして、各疾患モデルマウスにおける心臓リンパ管新生に関連する分子の発現についての検討をさらに加えた。我々は独自の方法によりマウスにおいてコンダクタンスカテーテルを用い、左室圧容積関係から心機能評価を行っている。これらの技術・方法を用いて心機能との関連をさらに詳細に検討した。
動物疾患モデルマウスを用い、ウイルス性心筋炎・心筋症におけるリンパ管新生インデューサーであるVEGF-C^<156S>及びリンパ管新生プロッカーであるVEGFR3-Fcの治療効果につきさらに検討した。我々は経冠動脈的にアデノウイルスベクターを心臓へ導入するためのマイクロバルーンを開発した。これらを用い、臨床応用可能な心臓リンパ管新生調整因子による治療法を各疾患モデルマウスにおいて確立し,さらに発展させた。

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公開日: 2013-06-26  

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