研究課題
基盤研究(C)
動脈硬化進展と粥腫(プラーク)の不安定化が急性冠症候群(ACS)発症をもたらし、その原因には炎症・免疫学的機序が深く関わっている。本研究で以下のことが明らかとなった。(1)不安定粥腫にはTRAIL陽性CD4 T細胞とTRAILレセプター(DR5)陽性血管平滑筋細胞・血管内皮細胞が多数認められ、TRAIL/DR5シグナルを介して標的細胞にアポトーシスが誘導される。(2) CD4 T細胞から産生される炎症性サイトカインTNFαはDR5を増強し粥腫を不安定化する。(3)患者血中sTRAIL測定は、粥腫不安定性や重症度を予測可能であり、新たな免疫学的バイオマーカーとなりえる。
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