研究課題
基盤研究(C)
肥満から動脈硬化が発症する機序は、不明である。我々は、血管内皮増殖因子A(VEGF-A)の内因性阻害因子である可溶性VEGF受容体2(sVEGFR-2)がインスリン抵抗性に比例してメタボリックシンドローム患者血清で有意に上昇していることを見出した。また禁煙後の体重増加に伴ってsVEGFR-2レベルが上昇することも見出した。sVEGFR-2はリンパ管新生因子VEGF-Cの内因性拮抗因子でもある。我々はVEGF-AよりもVEGF-Cの方が脂質異常と動脈硬化により深く関連していることを見出した。
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http://www.hosp.go.jp/~kyotolan/html/guide/medicalinfo/clinicalresearch/expand/translational.html