研究課題
基盤研究(C)
PARM-1は、心筋細胞において小胞体(ER)に局在する新規ERタンパク質であり、ERストレスによって発現が誘導される。心筋細胞でPARM-1をノックダウンするとERストレス誘導性アポトーシスが増加する。また、P19CL6細胞にPARM-1を過剰発現させるとBMPの発現とSmad1/5/8のリン酸化は増加し、心筋細胞分化は促進する。以上の結果より、PARM-1は、生後の心筋細胞においてERストレスに対して保護的に作用するERタンパク質であり、心筋細胞の分化過程においてはBMP-Smadシグナルを介して促進的に作用することが示唆された。
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