研究課題
基盤研究(C)
肥満やインスリン抵抗性の気管支喘息発症・増悪への関与を明らかにすることを目的に、野生型マウスとインスリン抵抗性に関与しているガングリオシド(GM3)の欠損マウスを用いて高脂肪食摂取による食事性肥満マウス喘息モデルを作成して検討した。野生型マウスでは高脂肪食摂取による肥満により、抗原吸入後の気道炎症反応が増強した。一方、インスリン抵抗性を示さないGM3欠損肥満マウスでは、野生型肥満マウスと同程度の肥満度にもかかわらず、抗原吸入後の気道炎症反応の増強は認められなかった。以上の結果から、肥満ならびにインスリン抵抗性は喘息悪化に関与することが示された。
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