研究課題
基盤研究(C)
小細胞肺癌の難治性の原因となる多剤耐性化に深く関わる分子として癌細胞上に発現するCD9およびHER2を同定し、これらの阻害が、前者では耐性化に伴い発現するCD9を介した細胞外マトリックスとの接着により増強される細胞生存シグナルを損なうことにより、後者では耐性化に伴い発現する薬剤排泄ポンプ機能を直接的およびHER2阻害により間接的に抑制することで抗癌剤感受性を回復させることにより抗癌剤耐性を克服できることを見出し、これら分子の耐性克服治療標的分子としての可能性を示した。
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Molecular Cancer Therapeutics
巻: Vol.11(4) ページ: 830-841
Cancer Research
巻: Vol.70(20) ページ: 8025-8035