研究課題
基盤研究(C)
本研究において、n-3系多価不飽和脂肪酸であるEicosapentaenoic acid(EPA)、Docosahexaenoic acid(DHA)の静注可能な乳剤を作成し、シスプラチン誘発ラット急性腎不全モデルへの効果を検討した。結果は有意な腎不全抑制効果を認めなかった。しかし他の腎炎モデルに投与試みたところ、ラット馬杉腎炎モデルにおいて尿蛋白抑制効果が認められた。この結果より、脂肪酸乳剤の腎疾患治療薬としての可能性が示唆された。
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