研究課題
基盤研究(C)
腎の糸球体濾過バリアー機能が破綻すると、多量の蛋白尿を呈するネフローゼ症候群を発症する。本研究で、バリアー機能維持に重要な構成要素であるアクチニン4と相互作用する新規分子として、RACK1を同定した。RACK1は種々のシグナル伝達分子と相互作用することが知られており、アクチニン4とRACK1との相互作用は、シグナル伝達系を介したバリアー機能維持に重要と考えられた。また、バリアー機能の破綻をきたした臨床例の観察で、新たな知見も報告した。
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