研究課題
基盤研究(C)
糸球体上皮細胞障害が蛋白尿の出現、腎機能廃絶につながることが判明している。その細胞表面の陰性荷電減少が糸球体障害を引き起こす可能性がある。一般に細胞は培養すると生体での形質を消失する。そこで新規バイオマテリアルであるハニカム膜上で糸球体上皮細胞を培養したところ細胞機能が向上することを確認した。糸球体上皮細胞において特定の糖転移酵素は、負荷が生じるとその発現が減少し、より生体に近似した環境ではその発現を増すことから、同細胞の陰性荷電の維持に関与していることが示唆された。
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