研究課題
基盤研究(C)
(1) CD28スーパーアゴニスト(CD28-SA)のラットあるいはマウスへの投与により制御性T細胞(Treg)が優先的に増幅された。(2) CD28-SAはラット抗GBM抗体腎炎、マウスループス腎炎、ラットThy-1抗体腎炎の病態を改善し、投与により糸球体にTregの浸潤を認めた。(3) CD28-SAによって増幅された制御性T細胞を別の疾患ラットに投与しても治療効果を認めることから前記(2)の効果の少なくとも一部はTregを介したものであることが判明した。(4)(抗GBM抗体腎炎モデルの場合) CD28-SA治療により糸球体へのCD163+マクロファージの浸潤増加とTh1からTh2、Tregへのbiasを認め、これらが病態改善に関与している可能性があると考えられた。
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