研究課題
基盤研究(C)
培養副甲状腺細胞にCa^<2+>感受性蛍光色素を負荷し、共焦点レーザー顕微鏡下に、150 mM K^+溶液を10秒間投与すると細胞内Ca^<2+>濃度の一過性の上昇を示す蛍光強度変化が得られ、無Ca^<2+>溶液中では応答しないこと、細胞を150 mM K^+溶液中に30秒以上さらした後では上記応答が完全に不活性化されることを示した。また、パッチクランプ法にて形質膜の脱分極によりCa^<2+>およびBa^<2+>に透過性の内向き電流が記録され、L型Ca^<2+>チャネルに類似した電流電圧特性と薬理特性が得られた。これらの結果より、ヒト培養副甲状腺細胞に電位依存性L型様Ca^<2+>チャネルが発現し、Ca^<2+>流入経路として機能しうることが示唆された。
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