研究課題
*糖尿病動物の膵島においてHsp72発現誘導が、どのような遺伝子発現を変化させ、膵β細胞機能に影響を与えているかを検討する。1. インスリン抵抗性糖尿病モデルマウスとして高脂肪食負荷(HFD)マウス(4週間投与)とob/obマウス(10週齢)を、インスリン分泌不全糖尿病モデルマウスとしてHFD(4週間投与)+少量STZ投与マウス(100mg/kg投与4日間)と高齢db/dbマウス(20週齢)を、小胞体ストレスによる糖尿病マウスとしてAkitaマウス(12週齢)とHsp72KO+高脂肪食負荷(12~16週齢)を使用する。2. 各糖尿病動物の膵島を単離し、(a) Hsp72誘導薬であるGeranylgeranylacetone(GGA)を100μM濃度で48時間刺激した。(b) 42℃, 5V, 0.1ms, 55pulses/sec, 10minの条件で温熱微弱電流刺激(Mild Electric current and Thermo : MET)を行った。3. GGAおよびMET刺激が十分に、細胞内に伝達できたか否かを確認するためにHsp72のウエスタンブロットを行い、現存確認を行っている。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
Obesity Research and Clinical Practice (In press)
Int J Hyperthermia 25(8)
ページ: 655-660