研究課題
基盤研究(C)
造血幹細胞は長期間の休止期を持つ独特の増殖形態や、強力な酸化ストレス防御機構により、細胞の老化や癌化を防いでいる。本研究において、われわれは、造血幹細胞の維持に必須の転写因子であるGATA2が、細胞増殖制御因と酸化ストレス関連遺伝子の両者を直接の標的とすることを明らかにした。また、酸化ストレス防御に重要な転写因子であるNrf2を欠損するマウスにおいて、造血幹・前駆細胞動態に変化が見られることを示した。これらは、幹細胞の増殖と酸化ストレス防御の制御が共通の要素によって制御されることを示す結果である。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (22件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
Mol Cell Biol
巻: 31 ページ: 3896-3905
DOI:10.1128/mcb.05463-11
PLoS ONE
巻: 6 ページ: 25839
DOI:10.1371/journal.pone.0025839
J Clin Invest
巻: 121 ページ: 3981-3990
DOI:10.1172/JCI57301
Cancer Res
巻: 71 ページ: 1700-1709
DOI:10.1158/0008-5472.Can-10-2939
Blood
巻: 117 ページ: 986-996
DOI:10.1182/blood-2010-05-285817
Biochem Biophysi Res Commun
巻: 405 ページ: 13-18
DOI:10.1016/j.bbrc.2010.12.092
Tohoku J Exp Med
巻: 220 ページ: 127-138
DOI:10.1620/tjem.220.127
巻: 70 ページ: 9095-9105
DOI:10.1158/0008-5472.CAN-10-0384
Carcinogenesis
巻: 31 ページ: 1833-1843
DOI:10.1093/carcin/bgq105
巻: 30 ページ: 3016-3026
DOI:10.1128/MCB.01591-09
第72回日本血液学会学術集会教育口演要旨集
巻: 51 ページ: 1607-1615
Int Immunol
巻: 21 ページ: 843-858
DOI:10.1093/intimm/dxp050