研究課題
基盤研究(C)
気管支喘息の病態形成においてIL-13により誘導される陰イオンチャンネル「ペンドリン」が重要であることが示唆されていた。本研究においてペンドリンが喘息の病態形成に関与していることを明らかにすると共にペンドリンにより気道管腔に輸送されたチオシアネートイオンがヘムペルオキシダーゼの酵素反応によりヒポチオシアン酸へと変換され、これが気道上皮細胞に作用し、NF-kbやERKを活性化することで炎症反応が増幅し喘息の病態が増悪するという喘息病態形成機序の新たな仮説を提示することが出来た。
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