研究課題
基盤研究(C)
生体内アディポネクチン低値を示すことによる易炎症性モデルとして、炎症環境下を模倣した酸応答性モデルとコラーゲン抗体により惹起した関節リウマチモデルを解析した。予測したとおり、低アディポネクチン環境下では、マクロファージの細胞膜上にある酸感受性チャネルであるacid-sensing ion channels(ASICs)の閾値が低下しており、酸に対する応答性が亢進していた。それにより、酸刺激によるマクロファージの炎症性サイトカイン産生が亢進していた。また、関節リウマチモデルでも同様な結果が得られ、現在解析中である。
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Int Arch Allergy Immunol
巻: 156 ページ: 148-158
J. Health. Sci
巻: 56 ページ: 589-597