研究課題
基盤研究(C)
宮古島において認められる古典型Kaposi肉腫の解析に関しては、すでに県立宮古病院、および琉球大学医学部附属病院の皮膚科医との連携により、約10症例を確認している。ウイルスの分離、およびその後のgenotype解析などに関して今後検討予定である。またHTLV-1のcarrierにおける各種疾患(市中肺炎、Pneumocystis jirovecii肺炎、および寄生虫疾患など)の臨床像に関して解析した。さらに島嶼環境であるという沖縄県の特性を生かし、糞線虫の内視鏡所見、非結核性抗酸菌症の疫学、レジオネラ感染症の疫学調査と遺伝子タイピング、およびHIVによる感染症(全国との比較も含め)についても、その臨床像をまとめ、論文化した。2010年以降には、沖縄県の島嶼環境を利用したインフルエンザウイルス感染症の疫学、重症例の解析などを実施し、多数の英文論文としてまとめることができた。また昨年度は、沖縄県特有のB型インフルエンザの疫学を解析し、現在論文としてまとめつつある。
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