研究課題
基盤研究(C)
肺炎マイコプラズマの菌体成分Mp extractを用いて、マイコプラズマ肺炎マウスモデルを作成し、解析した。培養細胞の研究により、Mp extractは、p38、PI-3K、NF-kBなどの細胞内シグナル伝達を賦活化することが判った。マウス肺の組織学的所見では、本マウスは、重症型のマイコプラズマ肺炎と考えられた。ステロイドやクラリスロマイシンは、本マウスの炎症に影響を及ぼしたが、そのパターンから、マイコプラズマ肺炎がNF-kB依存性およびNF-kB非依存性の宿主免疫の過剰反応を惹起している可能性が示唆された。
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Laboratory and Clinical Practice
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FEMS Immunology & Medical Microbiology
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http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/graduate/medicine/education/departments/respirmed/