研究課題
基盤研究(C)
小児に髄膜炎などの重篤な感染症を起こすインフルエンザ菌b型(ヒブ)に対するワクチンが日本でも2008年12月に導入されたが、ヒブの保有する特定の遺伝子重複に関連したワクチンフェーラー(ワクチン接種によっても免疫が獲得されない人)が海外で報告されている。本研究において、2004~2011年に鹿児島県で発生した髄膜炎患者から検出されたヒブを対象として調査研究したところ、問題となる遺伝子重複がヒブワクチンの普及前に既に存在する(2004~2008年9. 5%、2009~2011年23. 1%)ことが明らかとなった。
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FEMS Immunology & Medical Microbiology
巻: 63 ページ: 10-15
Microbiol Immunol
巻: 54 ページ: 160-163