環境センサー遺伝子を用いた胎児発育を促進する子宮環境メカニズムの解明

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21591408
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 胎児・新生児医学
• 研究機関: 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター (2011); 東北大学 (2009-2010)
• 研究代表者: 太田 英伸 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所知的障害研究部診断研究室, 室長 (80422103)
• 研究分担者: 岡村 州博 東北大学, 大学院・医学系研究科, 名誉教授 (90124560) ; 千坂 泰 東北大学, 病院, 講師 (40323026)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 子宮環境 / 胎児発育 / 環境センサー遺伝子

研究概要

本研究では、Period1-luciferase遺伝子操作ラット実験モデル(Period1「ピリオド・ワン」は時計遺伝子)を用い、胎児の成長発達を促進する子宮環境とそのメカニズムを明らかにすることが最終目的である。本研究においては、子宮内環境を時計遺伝子にて評価するためのシステム開発を行った。

研究成果

• [雑誌論文] 胎児・新生児期における生物時計と光環境の重要性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 渡辺真平,秋山志津子,太田英伸
  • 雑誌名: 睡眠医療 巻: 5 ページ: 47-54
  • URL: http://ci.nii.ac.jp/naid/40018777734
• [雑誌論文] The uterus sustains stable biological clock during pregnancy (2010)
  • 著者名/発表者名: Akiyama S, Ohta H, Watanabe S, Moriya T, Hariu A, Nakahata N, Chisaka H, Matsuda T, Kimura Y, Tsuchiya S, Tei H, Okamura K, Yaegashi N
  • 雑誌名: Tohoku Journal of Experimental Medicine 巻: 221 ページ: 287-298
  • URL: http://dx.doi.org/10.1620/tjem.221.287
  • 査読あり
• [学会発表] NICUの光環境デザイン (2012)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 札幌シンポジウム「時刻と時間の生理学」
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2012-03-10
• [学会発表] NICUの光環境について (2012)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 獨協医科大学看護学部研修会
  • 発表場所: 壬生
  • 年月日: 2012-01-25
• [学会発表] NICUにおける光環境を科学する (2011)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 国立精神・神経医療研究センター小児神経科クリニカルカンファレンス
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-12-14
• [学会発表] NICUにおける光環境デザイン (2011)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 第21回日本新生児看護学会学術集会「今,改めて考える光環境」ワークショップ」
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-11-13
• [学会発表] NICUにおける光環境を科学する (2011)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 第47回日本周産期・新生児医学会学術集会教育講演
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2011-07-12
• [学会発表] 既日リズムの発達に配慮した、新生児および乳児のケアのありかた (2011)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 第26回秋田県母性衛生学会
  • 発表場所: 秋田
  • 年月日: 2011-06-26
• [学会発表] 新生児集中治療室における光環境デザイン (2010)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 第17回日本時間生物学会学術大会シンポジウム「トランスレーショナル研究・実用化研究の推進をめざして」
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-11-20
• [学会発表] Maternal feeding controls fetal biological clock. International Symposium on Fetal Neurology (2010)
  • 著者名/発表者名: Ohta H
  • 学会等名: International Academy of Perinatal Medicine
  • 発表場所: Osaka, Japan
  • 年月日: 2010-10-24
• [学会発表] 胎児・早産児の成長・発達を考えた人工環境の設計 (2010)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所知的障害研究部発達障害研究セミナー
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-10-07
• [学会発表] 食事パターンが胎児の脳・臓器に与える影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 太田英伸
  • 学会等名: 日本食品科学工学会57回大会シンポジウム「食による生体リズム調節と健康の科学」
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-09-01
• [産業財産権] 保育器フード用カバー (2010)
  • 発明者名: 太田英伸
  • 権利者名: 太田英伸
  • 産業財産権番号: 第4463177号
  • 取得年月日: 2010-02-26