研究課題
基盤研究(C)
カンナビノイド、バニロイド作動薬による表皮角化細胞におけるSERCA2発現亢進の効果はそれぞれCB2、TRPV3・4受容体を介した直接の作用であることを明らかにした。遺伝性および炎症性角化症の代表としてのダリエー病、尋常性乾癬のモデルマウスを用いた外用効果の確認においても、カンナビノイドは特に顆粒層の形成も回復せしめる病理学的な効果をもたらした。その効果はバニロイドによる効果とは病理学的に異なる効果であった。カンナビノイド作動薬は外用薬として、新規の角化症治療薬となりうることを示せたと考えた。
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