研究課題
基盤研究(C)
マウスの表皮にRafを誘導すると乾癬様の表皮肥厚が起こる。この表皮肥厚では乾癬の皮疹で上昇するサイトカインの上昇がみられることが判明した。このRaf誘導性のマウスの表皮肥厚には好中球の浸潤が認められたため、好中球に対する抗体を投与するとRaf誘導性表皮肥厚は軽減された。次に乾癬皮疹の形成に重要であるStat3を欠損させるとこのRaf誘導性の乾癬様の表皮肥厚は減弱し、Raf誘導乾癬様皮疹の形成にStat3が重要な役割を果たしていることが判明した。
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J Invest Dermatol
巻: 131(1) ページ: 108-117
J Dermatol S
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