研究課題
基盤研究(C)
本研究は、統合失調症と気分障害における社会的認知の障害の病態を、非侵襲的で時間分解能に優れた脳機能画像検査である光トポグラフィ装置(near-infrared spectroscopy NIRS)を用いることで、脳機能の動態の観点から明らかにし、その客観的な評価指標を確立することを目的とする。本研究では会話課題など社会認知機能を使用すると推測される課題をもちい、健常者および統合失調症等の精神疾患患者についてNIRSで得られた脳賦活反応性を検討した。その結果、それぞれの群に特徴的な脳賦活反応性を認め、NIRSが精神疾患における社会的認知障害の脳基盤の検討に有用であることが示唆された。
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