研究課題/領域番号 |
21591581
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
石蔵 礼一 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (00176174)
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研究分担者 |
小橋 昌司 兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00332966)
安藤 久美子 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (60289064)
高田 恵広 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (70441318)
若田 ゆき 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (70412038)
山本 聡 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (50411989)
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キーワード | 小児MRI / 自動診断システム / 脳分割 / 脳領域抽出 / 早期産 |
研究概要 |
小児脳は成長と伴に形態変化が著しいため、主観的に評価することから診断者間や診断者内で変動がみられる。 そこで小児脳を定量的に評価する方法が求められる。 従来から被曝がないMRIでその評価が行われている。 しかし、小児脳は髄鞘過程では信号変化が複雑であり、広く成人に使用されている自動計測ソフトの使用は困難である。 我々は小児を対象とした脳の自動抽出および自動脳領域分割を開発する。 今回、昨年研究開発された小児脳診断支援ソフトの改善として、新生児脳の形状を考慮したソフト改善を行った。方法論としては、小児脳は成人脳に比較して個人差が大きいので、新生児脳を使用した基準脳を我々は作成し、精度の向上が可能となった。さらに精度を向上さすために頭蓋骨除去を行った複数の新生児から標準脳を作成した。 脳表抽出法として、脳脊髄液、白質、灰白質を粒子の動きから小児脳表の抽出を試みたが、今後精度を上げるために遷移確率算出の再確認が必要である。
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