研究課題
基盤研究(C)
臨床上すでに使用されており、経口抗癌剤ティエスワン(TS-1)の1成分である毒性の少ないギメラシルの放射線増感効果について研究を行った。(1) 10種の異なる癌細胞を用いたが、ギメラシルには、いずれも同程度の放射線増感効果が存在した。(2)ギメラシルは細胞周期に対して影響を与えない。(3)ギメラシルは、相同組み替えによるDNA二重鎖切断修復を部分的に抑制する。(4)ギメラシルの放射線増感効果がdihydropyrimidine dehydrogenase阻害による。ことを明らかにした。
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