研究分担者 |
楠 正人 三重大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50192026)
毛利 靖彦 三重大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (70345974)
内田 恵一 三重大学, 医学部付属病院, 准教授 (30293781)
荒木 俊光 三重大学, 医学部付属病院, 講師 (70343217)
吉山 繁幸 三重大学, 医学部付属病院, 助教 (60444436)
|
研究概要 |
大腸癌患者単球へのIL-1ra遺伝子導入実験において、CRP陽性、及び陰性の進行大腸癌患者から末梢血を採取し単球を分離培養。培養細胞へのIL-1betaのみ、IL-1beta/IL-1ra、IL-1raのみの添加後、6h,24h,48h後に上清を採取しIL-1ra,IL-6,TNF-α,VEGF,HGF,EGFなどのサイトカイン濃度を測定中である。患者からの単球分離量とサイトカイン産生濃度との関連を検証している。また、IL-1ra遺伝子導入の予備実験では、本研究が樹立細胞株を用いるのではなく、患者から供せられた単球を用いるため、実験結果の信頼性、再現性を得るためにtechnical problemを抽出し、解決に向けて鋭意遂行中である。 大腸癌患者において術前血清アルブミン値とCRP値を用いた予後予測scoring systemであるGlasgow prognostic score(GPS)が注目されるようになり、我々も本研究の一環としてそれらに関する臨床研究も並行して行い、国内外の学会や論文等で精力的に発表を行っている。
|